「入れ歯は、全国で1,000万人以上に使用されている」と言われていますが、自分の入れ歯に満足している方は決して多くありません。
「入れ歯は本物の歯ではないので、使いづらくても仕方がない」と思うかもしれません。しかし、本当にそうでしょうか?
残っている健康な歯にクラスプ(金属製のバネ)を引っ掛けて固定するのが、一般的な入れ歯です。スクラプは健康な歯にかかる負担が大きく、入れ歯を装着する際の不満となりがちでした。 ノンクラスプデンチャーはポリマー樹脂を使い、クラスプを使わずに入れ歯を固定します。柔らかいので違和感が少なく、残っている歯への負担も軽減できます。また、歯肉と同じピンク色なので、目立ちにくいです。 ただし、お口の状態によっては、ノンクラスプデンプチャーでつくれないこともあります。また、柔らかいので落としても割れにくいですが、同時に耐久性に劣るといった面もあります。万が一壊れてしまった場合は、修理が難しいです。
床の部分をレジン(歯科用プラスチック)でつくる入れ歯です。レジン床はさまざまな症例で利用でき、柔らかい素材のため修正もしやすいです。また、安価でつくれるのもメリットです。 ただし、柔らかいので強度は劣ります。分厚くつくらないといけないので、付けているときに違和感があったり、喋りにくかったり、食べ物の温度を感じにくかったりすることがあります。レジンは吸水性があるので臭いがつきやすく、変色しやすいです。また、劣化しやすいので、割れやすいといった面もあります。
金属床は、上あごや舌に触れる部分がチタンなどの金属製になっている入れ歯です。金属のためプラスチックよりも強度があり、床も薄くできるので違和感はそれほどありません。耐久性に優れ、落としても割れにくいです。金属製のため、食べ物の温度も伝わりやすいです。 ただし、金属でできているので、金属アレルギーの方には使うことができず、口を大きく開けると金属部分が目立ってしまいます。また、調整しにくいといったデメリットもあります。
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