入れ歯

ぴったり合って、しっかり噛める入れ歯へ

「入れ歯は、全国で1,000万人以上に使用されている」と言われていますが、自分の入れ歯に満足している方は決して多くありません。

「入れ歯は本物の歯ではないので、使いづらくても仕方がない」と思うかもしれません。しかし、本当にそうでしょうか?

  • ぐらつく
  • すぐ外れてしまう
  • 硬いものが噛めない
  • 噛むと痛みがある
このほかにも、「入れ歯が合わないので、息が漏れて喋りにくい」「噛み合わせが悪く、あごが疲れて腰痛や肩こりがする」「消化不良から便秘や下痢になる」など、入れ歯の悩みにはさまざまなものがあります。
当院では、歯科医師が最初に患者さまのご要望を丁寧にお伺いします。その後、治療計画を立て、歯科技工士が入れ歯をつくります。ぴったり合った噛み合わせの良い入れ歯をつくるためには、歯科医師と歯科技工士、そして患者さまとの連携が大切です。入れ歯に対するご要望は遠慮せずお話ください。

入れ歯の違い(保険診療と自費診療)

入れ歯には保険診療と自費診療の2種類があります。保険診療と自費診療の違いは、選択肢の多さです。
保険診療の入れ歯は、自費診療のものに比べると色や素材などが限られています。制作工程も限られており、最低限の治療しか行うことができません。そのため、すべての患者さまにとってご満足いただける入れ歯にすることは難しいです。
一方、自費診療の入れ歯は、多くの色や素材の中から患者さまのご要望に合ったものを選ぶことが可能です。

保険診療の入れ歯の特徴

  • 色や素材などの選択肢が限られている
  • 入れ歯を支える床が厚いため、付けていると違和感がある
  • 樹脂製のため、食べ物の温度が伝わりにくい
  • 自費診療の入れ歯に比べると、強度が劣る
  • 入れ歯の留め金が見えてしまうことがある

自費診療の入れ歯の特徴

  • 色や素材などの選択肢が豊富
  • 入れ歯を支える床が薄いため、違和感が少ない
  • 金属床の入れ歯の場合は、食べ物の温度を感じやすい
  • 保険診療の入れ歯に比べると、丈夫で耐久性がある
  • 入れ歯の留め金が見えないタイプもある

入れ歯の種類

入れ歯は、歯肉部分の「床(しょう)」の上に人工歯をのせてつくります。床の材質や形状によりさまざまな種類がありますが、その中でも代表的なのは以下の3つです。

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャー

残っている健康な歯にクラスプ(金属製のバネ)を引っ掛けて固定するのが、一般的な入れ歯です。スクラプは健康な歯にかかる負担が大きく、入れ歯を装着する際の不満となりがちでした。

ノンクラスプデンチャーはポリマー樹脂を使い、クラスプを使わずに入れ歯を固定します。柔らかいので違和感が少なく、残っている歯への負担も軽減できます。また、歯肉と同じピンク色なので、目立ちにくいです。

ただし、お口の状態によっては、ノンクラスプデンプチャーでつくれないこともあります。また、柔らかいので落としても割れにくいですが、同時に耐久性に劣るといった面もあります。
万が一壊れてしまった場合は、修理が難しいです。

レジン床

レジン床

床の部分をレジン(歯科用プラスチック)でつくる入れ歯です。レジン床はさまざまな症例で利用でき、柔らかい素材のため修正もしやすいです。また、安価でつくれるのもメリットです。

ただし、柔らかいので強度は劣ります。分厚くつくらないといけないので、付けているときに違和感があったり、喋りにくかったり、食べ物の温度を感じにくかったりすることがあります。レジンは吸水性があるので臭いがつきやすく、変色しやすいです。また、劣化しやすいので、割れやすいといった面もあります。

金属床

金属床

金属床は、上あごや舌に触れる部分がチタンなどの金属製になっている入れ歯です。金属のためプラスチックよりも強度があり、床も薄くできるので違和感はそれほどありません。耐久性に優れ、落としても割れにくいです。金属製のため、食べ物の温度も伝わりやすいです。

ただし、金属でできているので、金属アレルギーの方には使うことができず、口を大きく開けると金属部分が目立ってしまいます。また、調整しにくいといったデメリットもあります。

写真で見る色々な入れ歯

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診療科目:一般歯科・小児歯科、歯周病治療、審美治療、入れ歯、矯正治療
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